カナダ留学・ワーホリ【メリットとデメリット】 なぜカナダのトロント?4年間トロントに住む私が徹底解説!
まず留学先を決める時は、どこの国がいいかなと考えることから始まりますよね。
私の場合は、とにかく英語上達がしたい!
ということで、それ以外は特に考えていませんでした。
1年間の語学留学だけだという気持ちでカナダに渡って、そのあとワーホリ、カレッジ、就職も経験するという私が元々は計画していなかった結果になりました。
人生なにが起こるかわからない!
そこで思ったのは、留学先に移民を考えていても、いなくても、もしかしたらその国であなたは人生の長い時間を過ごすかもしれない。そう考えた時、国選びはとても重要だと思います。
そこで、今回はカナダ在住歴4年の私が思うトロント留学のメリットとデメリットを考えてみました!
皆さんとシェアして、留学先に迷っている方などの役に立てれば幸いです。
[目次]
1. トロントってどんなところ?
2. トロントに来ることのメリットは?
3. トロントに来ることのデメリットは?
4. トロントを留学先に選ぶって、ぶっちゃけどうなの?
1. トロントってどんなところ?
トロントはオンタリオ州の州都で、カナダ最大の都市です。カナダで最も人口の多い都市であり、世界的に見ても経済的に発展している街です。
また、『人種のモザイク』と呼ばれトロントの人口のほぼ半分がカナダ国外で生まれです。200以上の民族グループと、140以上の言語が話されている世界で最も多文化の都市の一つと言われます。
トロントの気候はカナダの中では穏やかです。日本のように四季がありますが、11月から3月の冬の寒さは厳しく分厚いコートや手袋・帽子といった防寒対策が必要です。屋内は暖房が効いているためコートの下はTシャツを着ている人も多いです。
(⬆︎数年前のクリスマスのCNタワー。)
2. トロントに来ることのメリットは?
1. 多文化、多国籍
あらゆる人種の人が一緒に生活しているため、様々な言語や文化を学ぶ機会が日常生活に溢れています。日本のような島国にいると全てのことに’標準(standard)’がありますが、そんな固定観念を吹っ飛ばすような環境がここにはあります。
多文化多国籍のため、本場の味が気軽にレストランで楽しめるのもとても魅力です!
海外に行ったらもちろん私はmajorityではなくminorityですが、気づいたのは、先にも紹介したようにトロントは人口の半分がカナダ国外で生まれです。だから自分がマイノリティと感じる必要はないと学びました。
2. トロントの夏はカラっと暑くて、風があって最高!
夏は乾燥した気候なので、日本より過ごしやすいと感じます。今年は5月頃から暖かくなり始めて、9月末くらいまでは暖かい気候が続きそうです。
個人的に前より夏が長く感じて、嬉しい!
3.都会と自然が混ざった環境
トロントのダウンタウンは高層ビルが多く、クリニックやスーパーもどこでもあって住むのにとても便利です。だけど、ダウンタウンのあちらこちらに公園やビーチ、バイクロードがあるのは本当に素敵だなぁ〜と思います。
(⬆︎ダウンタウンの真ん中にある私の大好きなHTO・beach。)
4. 一定条件を満たせば働くこともできる
ワーホリでは1年間、カレッジ生なら週に何十時間と決められた中でバイト(Part-time)が許されています。カレッジ在学中もco-op付きのプログラムであれば、企業で働きながら学校から単位がもらえ、カレッジ(最低2年間)卒業後は、3年間のワークパーミットがもらえます。
その期間で仕事を探したり、永住権申請を進めたりできます!
5. 街中にカフェがたくさん!
カナディアンはコーヒー大好きなのでカフェはどこでも見つかります。カフェはどこでも無料Wifiがあるので、勉強も仕事も心地よくできますよ。
私もカレッジ時代はひたすらカフェで勉強してました。
(⬆︎私のお気に入り、Merchants Of Green Cofeee。)
6. 留学の種類が豊富。移民に対して寛容。
学生ビザ(語学留学)、ワーキングホリデー、観光ビザなど様々な方法で留学できるため、自分にあったビザを探せます。ちなみに語学学校の費用もアメリカやイギリスに比べて安めです。留学のあと、永住権獲得も他の国に比べるととても寛容です!
7.治安がいい
街を歩けば世界中の人種を見る事ができ、それでいて犯罪発生率は低く、街は清潔で、人々の生活水準も高い為、世界で住みやすい都市の一つとしてよく挙げられます。
大体のお店は夜中2時頃に閉まりますが、夜中でもすごい危険!という感じはありません。
ニューヨークまでは夜行バスが出ていて、11-12時間くらいかかりますが、$55ドルくらいでいけます。
飛行機だと2時間くらいで行けるので私も気軽に2泊2日の旅行をしました!また、キューバやメキシコなども飛行機で4時間くらいなので人気なバケーションのスポットです。
(⬆︎ニューヨークにて。)
9.トロントは日本人が数なめ
バンクーバーに比べるとトロントは日本人留学生が少ないと感じます。語学学校は学校によって日本人の割合が変わりますが、少なめのところを選べばそんなにいません。カレッジなどでは同じプログラムにも日本人は私のみ、学校内でも基本的に見かけることはありませんでした。日本語を話さない環境に自分を置くことは大切ですよね。
10. 様々なアクセントの英語を学ぶことができる
これは私が特に好きなところです。『世界で仕事をする』ということは、第一言語を英語以外とする人たちが英語を第二言語としてコミュニケションを取るということです。日本人もアクセントはもちろんあるし、各国々の人があります。初めはこの人のアクセントわかりにくいなぁと思うこともたくさんだと思いますが、そうやって理解できるようになっていくのが世界で活躍するために本当に大切だと思います。
3. トロントに来ることのデメリットは?
1.冬が長い。
四季があるといえども、10-4月は寒いので冬は長く感じます。でも私が知るここ4年ほどで、本当に寒い!と思ったのは去年は2日間くらいでした。温暖化ですかね、暖かくなった。
2. 家賃が上がってる。
4、5年前は$500ドル周辺でダウンタウンでもシェアハウスが見つかりました。でも最近は最低$600ドル周辺が最低価格かと思います。
3. コンビニがコンビニエント(便利)じゃない!
セブンイレブンは、たまぁに見かけますが入ったことは数回ほどしかありません。
というのも、日本のコンビニのように何でも揃っているわけではなく、まず清潔感があまりないように感じます。
4.公共交通機関にあまり頼れない。
トロントではTTC(Toronto Transit Commission)と呼ばれるサブウェイ、バス、ストリートカーがあります。
スブウェイは基本的に頻繁にくる一方、週末などは工事で使用できないことが多いです。
バスやストリートカーは遅れることが多々なので、早めの行動が大切です。
5. 日本から遠く、時差も13時間以上
毎回日本に一時帰宅する際は、高いなー遠いなーと思います、でも乗り換えがなく14時間の間映画3本鑑賞して睡眠を取れば、って考えればそんなに悪くないとやっと思うようになりました!
4. トロントを留学先に選ぶって、ぶっちゃけどうなの?
トロントは語学学校も豊富で、様々国から人々が集まっているため言語だけでなく、違う文化が学べます。治安も環境も良いため、私はオススメします!
どの国、都市を選ぶにしても、メリットもデメリットの両方があるので、自分にとって何が大事なのかよく考えて後悔のしない留学先を選びましょう!
今日のQuote。
"Find purpose, the means will follow."
(目標が第一、手段は後から付いてくる。)
では。
*1:**
カナダには10の州と3の準州があり、それらは、アルバータ州、ブリティッシュ・コロンビア州、マニトバ州、ニュー・ブランズウィック州、ニューファンドランド&ラブラドール州、ノバ・スコシア州、ヌナブト準州、オンタリオ州、プリンス・エドワード島州、ケベック州、サスカチュワン州、ノースウエスト準州、ユーコン準州になります。