𝙲𝚊𝚗𝚊𝚍𝚊 𝚕𝚒𝚏𝚎 〜ミクの海外生活〜

2016年から7年間カナダ在住のミクです! カナダのトロントでは、語学学校、ワーキン

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マッサージが保険でカバーされる?!【カナダの会社の福利厚生と医療保険】でカバーされる歯、目、処方箋、マッサージ等についてまとめてみた!

今回は、カナダの会社の福利厚生の中の一つ、医療保険について書きたいと思います!

 

福利厚生とは、お給料の他に会社から受けられる手当やサポートを指します。

福利厚生は英語だとEmployee Benefitsと言いますが、通常はBenefitsだけでも通じます。

 

もちろんお仕事をしている会社により福利厚生の有無、内容は異なりますが、例として下記が福利厚生に含まれます。

 

 福利厚生に含まれるもの 
  • 医療保険 Health insurance plan
  • 生命保険  Life insurance
  • 雇用保険 Employment insurance (EI) **失業した時など。
  • 年金 Retirement benefits
  • 有給休暇 Paid time off (PTO)
  • ウェルネスプログラム **ジムなど、健康を促進するために会社が払ってくれる。

etc..

 

今回は福利厚生の最も大事な一つである医療保険についてみていきましょう!

 

 

[目次]

1. 公的健康保険(OHIP)と会社の医療保険(Health Insurance Plan) の違い

2. 医療保険(Health Insurance Plan)でカバーされる主な種類

1) 歯の治療費

2) 目の検査(視力検査)・メガネ・コンタクトレンズ

3) 処方薬の代金

4.) 刺鍼法、マッサージ、セラピーなど

3. まとめ

 

 

1.公的健康保険(OHIP)と会社の医療保険(Health Insurance Plan) の違い

オンタリオ州の公的健康保険 (OHIP)

OHIP(オーヒップ)と呼ばれるオンタリオ州の公的健康保険は、Ontario Health Insurance Planの略です。OHIP日本の国民健康保険のようなもので、加入者はクリニックや病院でOHIPカードを提示すると無料で診察を受けることができます。

 

私は現在3年間のPGWP Visaをカレッジ卒業後に取得しています。フルタイムで働き始めて3ヶ月が経ってからOHIPに申請できました!

 

会社の医療保険 (Health Insurance Plan)

カナダでは福利厚生がしっかりしており、大きな会社であればあるほど福利厚生の内容が充実している傾向があります。

ただ会社によっては入社後すぐに福利厚生が適応されるわけではなく、3ヶ月間の研修期間が終わった後に利用できる会社がほとんどです。私も3ヶ月間の研修期間後に福利厚生が適用されました!

 各会社で提供している福利厚生の内容は異なりますので、まずはご自分がお仕事をしている会社に福利厚生の内容をご確認ください。

 

2. 医療保健の主な種類

上記で紹介したカナダの国民保険(OHIP)は診察、治療、大きな手術も全て無料になりますので、その点は安心です。

下記はOHIPではカバーされないものものなので、会社からの医療保険が必要です。

それでは、私の保険を参照にそれぞれの内容を確認してみましょう!

 

1) 歯の治療費

通常医療保険として一番使われるのが歯の治療費です。歯科治療を受ける際は、OHIPだけではなく会社からの福利厚生がないと正直金銭的にとてもかかります。例えば、カナダでは虫歯の治療に約$500/本とお考えください。

※虫歯の状態、レントゲンの有無などにより上記の値段は前後します。

歯垢除去、定期検査をする場合はカバーされる事がほぼですが、ホワイトニングは通常カバーされません。

 

親知らずの抜歯にかかった費用まとめはこちら⬇︎⬇︎

mikucanada-life.hatenablog.com

 

✨知っておくと便利な単語✨

 Deductible(免責額)保険でカバーされたサービスに対する医療費の自己負担分で、保険プランが支払いを開始する前に加入者が支払う額のこと。保険料やそのプランでカバーされていない医療費はディダクティブルには含まれない。

 

例えば、ディダクティブルが$50の時、健康保険プランは加入者が$50 支払うまでは一切サービスに対しての支払いをしないということです。なので、その年の一番最初に歯医者さん

に行く時などは、90%カバーされるかに関わらず、$50ドル支払わなければなりません。そして2回目からはその支払いはありません。

 

Deductable

  • 個人 $50 毎暦年(一番最初の時に支払う金額)
  • 家族 $100 毎暦年

概要

  • 基本的なカバー90%
  • 大きなカバー50%

2) 目の検査(視力検査)・メガネ・コンタクトレンズ

年間や2年間などの制限はありますが、眼鏡やコンタクトレンズもカバーされます。また、度数入りのサングラスの購入もカバーされます。Raybanなどは高価だから有難いですね!

 

概要 (Deductableなし)

  • 視力検査 $60 /年
  • 眼鏡/レンズ 2 年ごとに大人 1 人あたり 250 ドル
  • コンタクトレンズ 2年で200ドル

   

3) 処方薬

先ほども言ったように診察はOHIPでカバーされるので無料になりますが、薬はOHIPではカバーされません。風邪ひいた時には基本的に薬局で購入できるAdvilやTylenolがお勧めされますが、避妊薬である低用量ピルもこれでカバーされます。

 

Deductable

  • $10 (処方箋一つにつき)

概要

カナダの処方薬

  • 調剤手数料 100%
  • その他のすべての薬剤費 90%
  • その他のすべての費用 100%

 

4) 刺鍼法、マッサージ、セラピーなど

他にも様々なものがカバーされますは、私は絶対にRMTマッサージは年間で使い切ります。

ラクゼーションもかねて1時間のオイルマッサージをRMT(Registered massage therapist)の資格を持った方にしてもらいます。大体$120/時間なので、年間に4−5回はカバーされます。

他にもお勧めなのはスピーチ療法。私は英語のアクセントを治してもらうのに使ってます。他にもメンタルケアもカバーされます。

 

概要(Deductableなし)

  • 刺鍼法 Acupuncturists :$500/年
  • RMTマッサージ Massage therapists:$500/年
  • 心理療法 Psychologist :$400/年
  • スピーチ療法 Speech therapist :$400/年

 etc...

3.まとめ

今回は会社の福利厚生、その中の会社の医療保険にフォーカスして紹介しました!

OHIPは診察などには効きますが、歯、目、処方箋、マッサージ等はOHIPではカバーされないので会社からの保険が大事ということが分かったかと思います。

日本とはまた違って、マッサージなどが保険でカバーされるのは本当に嬉しいですよね。

自分の保険を最大限に活用できますように!

 

今日のQuote。

"Fear always springs from ignorance."

(恐れは常に無知から生じる。)

 

では。

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